2009年12月07日

【ビジネス】マーケットは何処にあるのか?

今日はちょっとコラムっぽく。
偉そうで生意気で勉強不足なのは百も承知。


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事業を考えるときに、市場の存在は最も重要なものの一つとなる。
ではその市場をどう見つけるか?
そもそもどんな市場がいいのか?

規模は勿論重要である、しかし勝てなければ意味がない、若しくはその市場に入り込むためのノウハウも欠かせない。
市場は普遍のものではない。成長中の市場もあれば、成熟した市場もある。
市場がそのサイクルにおいてどの段階にあるかにより、戦術は変わってくるのである。


成長市場というと非常に聞こえがよく期待を抱いてしまうが、勿論そこを狙うのは自分だけではない。
誰もが先行者になろうとしている。短距離走の如く、スタートダッシュを切りトップスピードで駆け抜ける必要がある。



成熟市場は案外見落としがちかもしれない。巨人の如く存在する先行者たちは、案外単なるデクノボウかもしれない。
しかし彼らは体力がある。ゆっくりと走り続ける彼らを追い抜き、それを持続させなければならない。
そもそも、巨人たちよりもちっぽけな自分達の存在を慣習にアピールすることは、案外難しい。例え彼らの弱点を知っていても。



市場を創るという戦略もある。
誰も走っていないような土地があるかもしれない。
しかしそのためには、そもそも自分達が走れる様グラウンドを耕さなければならない。
そして観衆が自分達を見に来てくれる保証はない。
しかし一度注目が集まると、競争相手がどこからか現れ始める。
競争は大変かもしれない。それでも自然にグラウンドは整い始め、より走りやすい環境がそこに出来上がる。
決して悪いことではない。大いに喜ぶべきだ。





市場は何より重要かもしれない。
観衆の声にしっかり耳を傾け、彼らが何を考え何を求めているか、どれだけの観衆が現れ得るかを知らなければならない。
そうした市場の分析から、そのグラウンドを走る自分達の体力や筋力、一緒に走る競争相手の分析に繋がるのではないか。
せっかく走るなら、楽しく華々しく走りたいものである。
それが恐ろしい程にhardである事を覚悟して。




(ちょっとかっこつけてみたビジネスコラムです。
突っ込み所があれば、是非是非ご指摘お願い致します・・・。)

【本紹介】
ネクスト・マーケット



まさに新しく創られた市場のお話。
「ビジネス=お金儲け=悪」と思ってる人は不思議といるようです。就活してても結構見ました。
そんな人が暇つぶしと変わらないノリで募金するお金とは、遥か比べ物にならない大きな幸せをビジネスがもたらすこともあります。
その違いは定量的でもあるし、定性的な違いでもある。
とりあえず読んで、それを理解すべし。
しかし自分がまだ全部読んでいないw


顧客力を高める



外資系コンサルティングファーム、ローランドベルガー取締役の平井孝志氏のマーケティング本。
この前京大の授業に来て下さりました。
実はこの本もまだ読んではいないんですが、授業の内容から間違いなく良書だと感じました。
どうすれば市場を理解し、その中でのポジションを築き上げることが出来るのか。
まさに「顧客力」を身に付ける事がその最善の道となる。

posted by ウエハラ at 01:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勉強になると紹介されて

ブログを見始めたのですが

凄い勉強になります。

これから就職活動なのですが、このブログに書いてる事を実践して頑張りたいと思います。
Posted by WOW at 2009年12月09日 08:30
コメントありがとうございました!
非常に励みになります。

就職活動、今年も厳しいとは思われますが頑張ってください。
ひたすら本をお読んだり人の話をインプットすること、それらを咀嚼してしっかりアウトプットへ繋げていくことが成功の秘訣になるのかなと最近特に思います。
人の話もただ鵜呑みにするのではなく、しっかり思考し、自分の中で理解を深めてから応用につなげてください!
応援しています。
Posted by ウエハラ at 2009年12月11日 17:15
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