どうやってユーザーを惹きつける? どうやって儲ける? どうやったら皆に「ありがとう」と言ってもらえる?
どうやって会社を運営する? ・・・そもそも何のために起業するの???
一人暮らしで自炊してたら女性でなくとも使う人はいるかもしれない、
日本最大の料理サイト「クックパッド」というビジネスについての本です。
起業家の方の話を伺ったり、著書を読んでいつも感じることは、
ブレがない、ということ。
なんでそこまでやれるの?という問いかけの答えには、必ずその人の根っこがある。
そしてそれは企業にも根付いてゆく。すると儲けも後からついてくる。
理念的な部分でも考えさせられる部分がありました。
そして収益構造という戦略面。理念と上手くマッチした秀逸さ。
よくビジネスプランとか考えてたらついつい安易な広告収益に頼りたくなるものです(自戒を込めて)。
けど、それって本当にwin-win-winなの???
ユーザーはそんな広告があって本当に嬉しいか? 広告主は期待通りの成果を得られるか?
クックパッドというビジネスは、実はとことん謙虚で誠実、とことんstrategicでvisionaryなものだった。
やっぱりビジネスは面白くて、素晴らしいと感じさせられた一冊でした。
600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)

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